「ゼロ高はどんな学校を目指しているのか。」 内藤の部屋 #01

はじめまして。ゼロ高等学院代表の内藤 賢司です。
この度新たに、ゼロ高代表コラム「内藤の部屋」の連載を開始することになりました。

このコラムでは、
「ゼロ高の代表って何を考えているの?」
「ゼロ高をどうしていきたいの?」といったパンフレットや説明会では伝えきれない思想やゼロ高の未来についてお伝えしていきます。

第1回となる今回のテーマは「ゼロ高はどんな学校を目指しているのか。」についてお話しします。

|なぜゼロ高を作ったのか

私たちは高校という存在をアップデートするために、「ゼロ高等学院」を創立しました。

現在の義務教育や中等教育がアップデートされず、子どもたちが苦しんでいる現状をみなさんはご存知でしょうか?
学校のシステムは明治時代からほとんど変わらず、軍隊教育や一斉授業を更新できていません。
この現状は学校現場にも数字として現れ、小中学校の不登校の生徒数は年々増加しています。(※1)

これらの問題に対処するために各現場では様々な対策が取られ、私の友人たちも現場で頑張っている人がたくさんいます。

しかし、時代の変化は私たちの想像を超えています。

インターネットの登場やAI技術の進化により、知識はどこからでもアクセスできるようになり知識自体の価値が低下。これにより、従来の教育方法や校則が意味を成さなくなる未来がすぐそこに迫っています。このような状況を受け、私たちは新しい高校「ゼロ高等学院」を創立しました。

|ゼロ高の考える「起業」とは

私たちは、偏差値社会を超える未来の高校を創ります。そのためにゼロ高は、「日本一起業家を輩出する高校」を目指し、すでに昨年は10名の起業家が誕生しました。

ゼロ高生は「起業」を中心に活動していきます。しかしここで理解してほしいのは、起業とは法人登記やビジネスピッチだけではないということ。

ゼロ高の考える起業とは「ゼロからイチへの成長」
それは、日々の些細な自己表現から始まります。

例えば、
・チームで協力してアイデアを生み出し実践する
・近所の困っているおばあちゃんを助ける
・イベントの写真を撮る など

大切なのは自分で決めて、自分でやってみて学んでいく力を身につけること。そしてその過程を、仲間であるゼロ高生と一緒に行っていくということです。

ここで、1人のゼロ高生をご紹介します。
その生徒はスイーツやカフェ巡り、お菓子作りが好きで、将来は「自分のカフェを作りたい」と話します。

彼女はまず自分で何ができるかを考え、アクションを起こしました。
・お菓子を沢山作ってみる
・カフェ巡りをしてみる
・作ったお菓子をSNSで発信してみる

そこからさらに行動の範囲を広げ、
HIU(ゼロ高生がフルアクセス可能な堀江貴文氏のオンラインサロン)内で、作ったお菓子を試食してもらう
・カフェ巡りをするだけじゃなく、お店の人に豆をどうやって仕入れているかなど聞いてみる
・ゼロ高内でカフェ部を設立

彼女のように、夢に向かってはじめは小さな行動でも自分のできることから始め、やがて周りを巻き込んでお菓子の力で人を笑顔にしていく、このプロセスこそがゼロ高が重視している「ゼロからイチへの成長」そして起業の形です。

|ゼロ高は、未来を創造する若者のための場所

起業?ゼロをイチ?そんなことに意味はない、という意見もあるかもしれません。大切なのは、良い大学に進学し、良い企業に就職することだと思われる方もいるでしょう。
しかし、そのようなお話をされる方は、日本企業が元気だった頃の夢をまだ見続けている方です。

実際には、国内の大学の約半分は定員割れ(※2)を起こしており、大学卒業自体の価値も減少しています。かつての就職安泰の時代は、終わりを告げております。

そして、その変化は我々が想像していたよりも速く訪れています。

このような状況の中で、新しい未来を創造するのは誰でしょうか。

私たちは、新しい未来は大人たちの手の中にはなく、若者たちの手の中にあると信じています。大人たちや我々が想像もつかない、ワクワクする未来を創り出してほしいと願っています。

ゼロ高は、そんな未来を創造する若者たちのための場所となります。情報も知識も価値がなくなっていく時代で必要なこと、それは行動すること

座学ではなく、行動を目的とする新しい未来の学校、それがゼロ高等学院です。
「将来の夢なんか、今叶えろ!」

(※1)文部科学省 -令和2年度不登校児童生徒の実態調査 結果の概要

https://x.gd/MbzPQ

(※2)旺文社 教育情報センター

私立大入学定員割れ、 ほぼ前年度並みの265大学46.5%

https://x.gd/NiJsN


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