
こんにちは、ゼロ高コミュニティデザイナーの浅水です。
過去の記事で、「不登校は引きこもりがなるもの」というイメージが、もはや時代遅れであることをお伝えしました。
https://www.zero-ko.com/news/refusal
不登校傾向の学生が、学校に行きたくない理由としては、
友達や先生とうまくいかない。
学校は居心地が悪い。
学校に行く意味がわからない。
などのパターンが多いです。
上記のような学校と合わない学生は、無理をして学校に行かなければならないのでしょうか。
今回は、学校が合わなくて、引もこもりになって、不登校になっても良いんだということをお伝えします。
誰にでも才能はある
私は学校が合わなくて、引きこもりになって、不登校になっても良いと思います。
どうしてかというと、無理をして学校に行って、お子様の才能や可能性をつぶされないでほしいと私は考えるからです。
どんな子どもにも才能や可能性は必ずあります。
ただ、人間関係が上手くいかなくて他人と距離を置いているけれど、他人と比較して劣っている自分に悩んだり、他人に認められたいという承認欲求に悩んでいる学生は多いことでしょう。
ですが、同じように悩んできて、一生懸命に生きている、あるゼロ高生がいます。
今回は、そんなゼロ高生のストーリーをご紹介させてください。
彼も同じく学校での人間関係に悩み、2度の転校を繰り返し、ゼロ高へ入学してくれました。
私が単位履修のために行われる、3泊4日のスクーリングで初めて彼と出会った時に、『2年ぶりにまともに他人と話しました』と言っていたほどです。
そんな彼ですが、同じように個性的で学校に合わなくなったゼロ高生と出会い、主体的に生きる勇気を少しずつ取り戻していきます。
2019年の入学式では、ジャーナリストで、8bitNewsの代表である堀潤さんの誘導を努めます。

ある日、私へ『浅水さん、バイトを始めました!』と報告してくれるほど、彼は着実に昨日の自分より前に進んでいくのです。
その後も、日本マジック界最高権威であるJapanCupを受賞された、超一流マジシャンの丸山真一さんに、自分の得意なカードマジックに関する悩み相談をしました。
わずか1分ほどの動画ですので、こちらをご覧いただければと思います。
彼はマジックだけにとどまらず、「生き方」についてのアドバイスを受けます。
『自分を解放するのが怖い。どう乗り越えていけば良いのか。』という悩みに対して、丸山さんは…
嫌われようが、好きになられようが関係ないから、とにかく自分自身を見せた方がいいんじゃない?変に自分自身を、根本的なものを、隠したりすると、それは嘘になるから。
と応えます。まさにその通りだと思います。
そして、現不登校でゼロ高入学検討中の学生に向けて、「引きこもりからの逆転劇として自分の挑戦をエンタメ化したい」と堀江貴文さんへプレゼンをする堀江会にも臨みます。
そこで焦って何者かになろうとする彼に対して、堀江さんは…
そんなに焦らなくて良い。自分の持っている能力や力を最大限に生かすしかない。
と丸山さんに似たアドバイスを貰います。
彼は今でも、他人と比較したり、他人に認められたいと思ったり、こんなに素晴らしい経験をしているけれど、自分に満足せずに悩んでいます。
引きこもりになって不登校になっても、子どもには才能や可能性が必ずあります。
堀江会の動画にも少しだけ触れられていましたが、彼はTwitterで200日間、筋トレ動画をあげ続ける「習慣化する力」があるのです。彼には確実にその才能があります。
その才能を生かし、着実に自分の可能性を広げていきました。
どうして彼がこのような機会に恵まれてきたかというと、ゼロ高は他人と比較した客観的評価というよりも、昨日の自分より今日の自分がどのくらい前に進んだのかという絶対評価を重視しているからです。
入学当初の悩みと、現在の悩みとでは、確実に悩みのフェーズも変わってきているでしょう。今後も彼は自分にできる小さいことをやり続けると思います。
少しずつできることが増えてくると、自分を信じられるようになると私は信じています。
学校が合わなくて、引きこもりになって、不登校になることは悪いことではありません。
お子様にも才能や可能性が必ずありますので、無理をして学校に行き、その才能や可能性をつぶさせれないでほしいです。
悩みながらも強く生きてほしいです。
もし、お子様が学校に合わなくてお悩みでしたら、ぜひゼロ高説明会へ遊びにいらしてください。
https://www.zero-ko.com/news/briefing
好きなことでマイペースに深くつながり、その個性を発揮できる環境をご体感いただけると思います。