学校に行けない理由がわからないままでも良い

こんにちは、ゼロ高コミュニティデザイナーの浅水です。


以前の記事で、「不登校は引きこもりがなるもの」というイメージが、もはや時代遅れになってきていることをお伝えしました。


https://www.zero-ko.com/news/refusal


不登校傾向の学生が、学校に行きたくない理由としては、


友達や先生とうまくいかない。


学校は居心地が悪い。


学校に行く意味がわからない。


などのパターンが多いです。


ただ、不登校傾向にある学生は、必ずしも学校に行けない原因を探って、その原因を解決して学校に行かなければならないのでしょうか。

私は、学校に合わない学生が増えているのは、「自然の流れ」だと考えます。

その川の流れに無理をして抗おうとすると、親子とも疲弊してしまいますし、自然の流れに身を任せたほうが楽なのではないかと思います。

今回は「学校に行けない理由がわからないままでも良い」ということを、自分のいる環境を変えて自信や主体性を取り戻した、あるゼロ高生へのインタビューを通して、お伝えしようと思います。

(少し違和感がありますが、ゼロ高生への質問項目は見出しに、答えてくれた内容はほとんどそのまま本文に記載しています。)

ゼロ高に入って良かったことは?


中学校の時よりも楽しい。

ゼロ高に入る前は出かけるのも、何をするのもめんどくさかった。

『生きているだけでいいんじゃん』と思っていた。

だけど今は、いろんな人と話したり、いろんな人と出かけたりしたい。


どうして楽しめてるのだろう?


ゼロ高に入って色んな変化があって、今まで少しずつステップアップしてきたのが、いきなり3階にいる感じがする。


今まで1人で何かしていたけれど、Discord(コミュニケーションツール)で、色んな個性的な人と話をして、刺激を受けている。


ゼロ高には先輩後輩という区別がなくて、話してて楽だし、遊びに誘いやすい。

実際にゼロ高生と服を見に行ったりしている。2個上なのに、普通に話しができるのは不思議。


ゼロ高に入る前はどんなことに苦労したの?


今でも理由はわからないけれど、中1の夏からちょっと休んでいたら、ずるずる3年間いかなくなっちゃった。


中2の時も頑張って学校に行こうとしたけど、自分の中の気持ちがついていかなくなった。


具体的には、自分に対する価値観を下げっちゃたのかもしれない。


世間一般が学校に行って当たり前の雰囲気だったから、『なんで行けないの?』と周りから言われるし、自分もそう思っているし、『行けない自分はダメなんだ』と思っていくようになった。


どこにいてもバカにされている感じがして、苦しくなった。


友達や先生とも仲良かったし、学校の授業も嫌いではなかった。


強いていうなら部活が合わなかった。

朝起きるのが苦手で、起きても体が動かないし、朝練も行けなかった。

2年の先輩に、年下に冷たい嫌な人がいて、すごいやりづらかった。ほんとそれくらい。


『学校に行かなくちゃ行かなくちゃ』と思ってたけれど、休んでいる時はひたすらゲームをしていた。


どうしてゼロ高に入ったの?


中2か中3の時に『進路どうしよう』『全日制は無理だろう』と思っていた。


定時制か通信制で迷った時に、兄と話してゼロ高を勧められた(兄が行きたがっていた)。


それから自分で調べて、やりたいことをやらせるという方針が面白くて、良いなと思った。


また、僕は今の教育論というか学校の制度が苦手だった。


例えば、いわゆる教育英語が嫌いで、アメリカとかで通じる英語を、日本のテストに書くと間違いになることが理解できなかった。

日本で英語を学ぶ目的は、外国語を使ってコミュニケーションできるようになるためなのに。


外国ではつかわれない英語が正解で、発音も適当なところに違和感を感じていた。


さらに、全日制には「先輩を敬いましょう」という文化があって、「社会で役に立つから」というのはわかるけれど、意味をはき違えて偉そうにする人がいるのも違和感を感じていた。


ゼロ高にはそのようなことがなさそうだったので入学を決めた。


実際、ゼロ高に入ってみたら、やりたいことをやらせてくれるし、上記のような違和感もかなり少なかった。


まとめ


学校に行けない理由がわからないままでも良いと思います。

どうしてかというと、彼のようにその理由がわからなくても、あなたが所属できる居場所は世の中にたくさんあるからです。

実際に、私と彼とで一番盛りあがった会話が、『中学校の時、全然学校行ってないのに、今、ほとんど毎日、Discordいて皆勤賞やん!!笑』ということ。


彼はゼロ高に入って、自信や主体性などの勇気をとり戻した様子でした。だからこそ、「次にやってみたいことは何か」と私が質問すると…


Discordに来る人が決まってきているから、まだ来ていない人が参加しやすい環境をデザインしたい…自分がしゃべりたいだけだげど…笑


とのことでした。


余談ですが、彼はこのような経験をしてきたからこそ、ゼロ高説明会で同じような境遇の学生に勇気を与えることができたストーリーがありました。


『小学4年生から不登校でゼロ高での生活が不安だ』という入学希望者に対して、『自分も中学3年間、学校に行ってなかったんで大丈夫』と声をかけにいったそうです。


その積極性に親子とも安心し『また説明会へ遊びにきて良いですか』と伝えてくれました。


そのお母様が別のゼロ高生と話している時に『あの子から声をかけてくれて、色々と話が聞けて、不安な部分もあったけれど、この子がゼロ高に入るのが楽しみ!』と言ってくれたそうです。


もし、お子様がこれといった理由はないけれど、学校に合わなくなっているならば、ぜひゼロ高説明会に遊びに来てください。


https://www.zero-ko.com/news/briefing


好きなことでマイペースに深く繋がり、好きを実現するために納得した進路選択ができる環境をご体感いただけると思います。

一覧に戻る