こんにちわ、ゼロ高コミュニティデザイナーの浅水です。
ゼロ高の説明会で、進学校に通っている学生と話していると「大学進学できて当たり前だけど、色んな寄り道をして、納得した進路選択がしたい」と考えている学生が増えているように感じます。
実際にいろんな話を聞いていると、『予習と復習が大変で勉強ばかりしている毎日』『勉強や部活ばかりで自分のことを考える時間が1時間もない』『もっと本を読みたいし、色んな考え方に触れたいし、勉強以外のことも勉強したい』
また、『良い大学には入れると思うけど不安』『親のプレッシャーもある』『メンタルが落ちる時もあるし、このまま競争し続けるのはしんどい』『何のために大学に行くかわからない』『どの学部に行けば良いかわからない』と悩んでいる学生は多いです。
もしこのように悩んでいる我が子が、勉強について行けなくなったり、学校を休みがちになった時、どうすれば良いのでしょうか。
無理をして勉強させ続けると、もしかすると心と身体が壊れてしまうかもしれません。今回は、無理をして努力するのではなく、好きなことを実現するために大学進学した方が良いということをお伝えします。
大学受験について、無理をして「努力」させ続けるよりも、熱中できる「好きなこと」を見つけさせた方が良いです。
どうしてかというと、これからずっと競争させ続けることになるからです。それよりも、熱中できる何かを見つけた方が継続して学習できるからです。
確かに、良い大学に入り、良い会社に入ると、安心かもしれません。
ただ、この道は想像以上に険しくなっていっていることを、社会人を経験している私たちも薄々は感じていると思います。
例えば、子どもは高校に入るために競争しなければなりません。
大学に入るためには、より厳しい競争の中で、他の子どもたちに打ち勝たなければなりません。
大学に入ると遊んでいる学生は多いですが、本当は競争です。その後に、就活で他者より優れていることをアピールしなければなりません。
会社に入ってからも、より安定を求めて、同僚よりも良い結果を出さなければなりません。
ますます競争が激しくなっている現代社会において、私たちは無理して努力して、継続して、勝ち続けられるでしょうか。
本気で安定を求めるならば、東大や海外の有名大学でトップレベルの成績を出さないと、学歴社会の名残がまだある就活で、大企業やメガベンチャー企業に、内定をもらうことはより難しくなってきています。
学力レベルで競争するということは、知力という土俵で、みんなと同じように戦うことを意味します。
ゼロ高へ入学を考えてくれている進学校に通っている学生が、次のように教えてくれました。
『予習をやらないとおいていくよ、と先生に言われる』
『高校生は勉強以外にできることがたくさんあるはずなのに、一方通行の授業を受けている』
『世の中にはかっこいい大人がたくさんいて、常に前に進んでいる。だけど、ずっと同じ人もいる。子どもの頃、色んなことを気になっていたはずなのに、成長が止まっている人がいる。自分はそうはなりたくない。』と。
ただ、色んな寄り道をして、納得した進路選択がしたい反面、『やりたいことが見つかっていないから、親が納得してくれないと思う。』と、将来を心配してくれる親への優しい気遣いも見られました。
先生も『やりたいことがないなら、つぶしが効くから、とりあえず勉強しておきなさい』と言っているそうです。
ですが、やりたいことがないからとりあえず勉強をすることは、私たちの人生にとってより良いのでしょうか。
私自身も、無理をして受験勉強をして潰れていく友達を何人も見てきました。そもそも大学は、好きを深く学ぶための研究機関であることも私たちは忘れているかもしません。
これは個人的な仮説ですが、これからはより「好き」をベースにして、大学や大学院で専門的な何かを極めた人が、就活で有利になっていくと考えています。
上記のような同じ土俵で戦うよりも、熱中できる好きなことがあった方が、他の学生と差別化できるのは明らかでしょう。就活の集団面接で同じようなことを話している学生を想像すると、わかりやすいと思います。
ゼロ高は「好きなことを実現するために、進学・就職・起業をしてほしい」と願っています。
もちろん、私たちも進学実績の結果を追い求めた方が、対外的にはわかりやすく、入学者も増えるということを知っています。
ですが、建前では「大学進学すれば安心」と考えてはいるが、本音の部分で誰もが「納得した進路選択がしたい」と考えていると信じています。
実際、高校が始まって数日で『学校と合わない』と感じ、好きなことを実現する環境を求めて、ゼロ高への転入を決めてくれた学生もいます。
もし、お子様にそのような葛藤がありそうでしたら、一度、ゼロ高説明会へお気軽に参加してみてください。
https://www.zero-ko.com/news/briefing
納得した進路選択をしたゼロ高生が、どれほどイキイキしているのかを体感していただけると思います。