こんにちは、ゼロ高コミュニティデザイナーの浅水です。
通信制高校と聞くと、ネガティブなイメージを思い浮かべる方は多いと思います。
「友達ができずに孤立する」「引きこもりが行く所」「高卒資格を取るだけで、学習以外に学びはない」
そして何より「青春ができない」と。
本当にそうなのでしょうか。
私もこの業界で働くまで、通信制高校のイメージは、決してポジティブなものではありませんでした。
ですが、今や通信制高校は、たとえ進学校の学生であったとしても、選択肢の1つにいれる時代です。
私たちが通信制高校に抱くイメージを、アップデートしたほうが良いところまできています。
広域性通信制高校と提携しているゼロ高では、全国に友達ができ、学習以外の学びがあり、青春することができます。
今回は、岐阜から広島まで1人旅をし、通信制高校のデメリットをメリットに変えた、あるゼロ高生のお話をご紹介します。
彼がゼロ高に入り、1人旅をして良かったことは、自分で自由に行き先を決められたことでした。
1人旅だから当たり前だと思われるかもしれませんが、これは中高生だと少し話が変わってきます。
どうしてかというと、例えば、修学旅行などの行き先は、先生が決めるものですよね。先生が中止といえば、学生はどうしようもありません。
他校から転校してきてくれた彼も、長崎の被爆地を訪れる修学旅行が、コロナの影響を受けて中止になってしまったそうなのです。
ですが、彼はそこで挫けず、1人旅というカタチで平和について学ぶための広島への旅にでます。
もちろん、コロナ禍ということもあり、親にはめちゃくちゃ反対されたそうです。
ですが彼は、手洗いやマスクなど自分にできることは全てやり、毎日『無事に生きている』との報告もし、親の反対をおしきりました。
実際、岐阜から広島の原爆ドームに向け、途中の大阪を中継地点とし、すべて鈍行で移動したそうです。
鈍行で移動した理由は、どこで降りても良いから。全国の友達に教えてもらったオススメポイントに行くことができるから。広島に行くことだけが目的ではないんですね(めちゃくちゃ青春してますね)。
この旅で学んだことはたくさんあったそうです。
もちろん1つは、広島にいき「戦争はよくない」ということを肌で感じたこと。これは、コロナ禍で一般的な学校に通っていると難しかったでしょう。
また、田舎に住んでいるから、普段見られない色んな人に出会ったこと。電車で踊っている人や、優しくしてくれた人がいた。
さらに、大阪近辺に住んでいるゼロ高生と会えて、仲が深まったこと。その後のオンラインでのやり取りもスムーズになったこと。
そして何より、いかに自分が恵まれた生活をしているかわかったことが1番の学びでした。
彼は旅行中、宿泊費を節約する為、ベンチで眠ろうとしたが寝つけず、コンビニで6時間立ちながら時間をつぶしました。そこで、当たり前に屋根があって、ご飯が食べられるありがたみを感じたそうです。
そんな彼から、幸せを感じれられていない方へメッセージをもらっていまして…
幸せを感じていない人は、5日間くらい外で過ごしてみれば良い
だそうです!よい子は真似しないでください!!笑
何はともあれ、私たちが通信制高校に抱いてるネガティブなイメージは少し時代遅れになってきているかもしれません。
もし、このゼロ高生の旅行記を気になる方がいましたら、こちらに詳細がありますので、ご覧になっていただき、イイネしてあげてください。
https://note.com/taiyo00000/m/m87536daccac4
特に「青春18きっぷ旅6」と「広島平和記念博物館レポート」の記事がオススメです。