高校生でもお金を稼ぐ方法は?バイト・スキル・起業の選び方と「稼ぐ力」の本当の意味
スマートフォンを開けば「副業で月10万円」「高校生でも稼げる方法」といった情報が次々と流れてくる時代です。けれども、その多くは実態が不明だったり、長続きしなかったりするものばかり。「結局、自分は何を選べばいいのだろう」と迷ったまま、なんとなく情報サイトを閉じてしまう。そんな経験のある高校生も多いのではないでしょうか。
高校生がお金を稼ぐためのリアルな選択肢を、できるだけ正直に整理してお伝えします。同時に、もうひとつ大切な話もしておきたいと思います。それは、「お金を稼ぐ」という行為が、これからの時代を生き抜くための〝最新の学力〟ということです。
なぜいまの高校生にとって「稼ぐ力」が、英語や数学と並んで、いやそれ以上に大切なのか。読み終わるころには、自分の中で何かが動き出すきっかけになっているはずです。
高校生からお金を意識するのは、ごく自然なこと
周りの友達も、実はお金のことを考えています
「お金を稼ぎたい」と思うことに、後ろめたさを感じる必要はまったくありません。むしろそれは、社会と接続し始めた証拠だといえます。
リクルート進学総研「お小遣い実態調査2025」によれば、高校生のひと月のお小遣いの平均額は5,415円。中央値は5,000円で、ここ数年大きな変化はありません。
ただ、リアルな高校生活を考えると、5,000円ではやりくりが難しい場面も多いはずです。友達との外食、推し活、サブスク、参考書、ライブ、部活動の遠征、好きな服。欲しいものや経験したいことは尽きません。中学生までは親に頼めばなんとかなった部分も、高校生になると「自分で考えなければ」というフェーズに入っていきます。
「もう少し自分でお金を持ちたい」「自分の判断で使える金額を増やしたい」-これは決してわがままではなく、自立に向かう自然な発達のステップだといえます。
高校生は、人生でいちばん「動ける」時期です
ここでひとつ、覚えておいてほしいことがあります。それは、高校3年間は、人生のなかでも自由に動きやすく、実験しやすい時期だということです。
社会に出ると、家賃や税金、仕事、家庭 -背負うものが少しずつ増えていき、リスクを取った行動がしにくくなっていきます。一方で高校生のうちは、住む場所も食事も基本的に家庭が支えてくれます。学校が終われば自由に使える時間もあり、何かを試してみても、致命的なダメージにはなりにくい時期です。
つまり、「やってみる」ことのコストが、人生のなかでも比較的小さいのが高校時代なのです。この時期に何を経験するかで、20代以降の動き方が大きく変わってきます。「お金を稼ぐ」という行為も、その実験のひとつ。お金そのものよりも、その行為を通じて何を学べるか -そちらのほうが、ずっと大切なのかもしれません。
時代は変わってきています——求められる力も、変わりつつあります
親世代の「正解」が、必ずしも通用しなくなっています
保護者世代やその上の世代が高校生だった頃、人生のレールは今よりも、もっとシンプルでした。いい高校に入り、いい大学を卒業し、いい会社に就職し、定年まで勤めあげる。このルートを歩めば、安定した暮らしがある程度約束されていた時代です。だからこそ「言われたことを真面目にこなす力」が、もっとも価値のある能力でした。
しかし、いまの社会を見渡してみると、状況は大きく変わってきています。
- AIが定型業務を急速に代替し始めています
- 大企業でも、雇用の見直しが珍しいことではなくなりました
- 「就職した会社が10年後も同じ形で存在する」という保証は、誰にもできません
- 副業・複業が当たり前になり、社会人も複数の収入源を持つ人が増えています
- 一方で、SNSやYouTubeなどを通じて、個人で活躍する若い世代も次々と現れています
つまり、「敷かれたレールの上を歩く力」だけでは、これからの社会で安定を得るのが難しくなっている 。これこそが、いま起きている変化の本質です。
これから大切になるのは、「行動する力」と「学ぶ力」
こうした激しい変化の時代を生き抜くために、いまの高校生に求められている力は、大きく2つに整理できます。
1. 行動する力
まずやってみて、結果から学ぶ力。完璧な準備ができるまで待たずに、動き出せる力。
2. 学ぶ力
失敗から教訓を引き出し、世の中の変化に合わせて自分をアップデートし続ける力。
もちろん、教科書を理解する力やテストで点を取る力も、決して無駄ではありません。けれども、それだけで戦える時代ではなくなりつつあります。「動いて、学んで、次に活かす」というサイクルを、自分の力で回せるかどうか。ここが、これからの時代に問われる本当の学力だといえるでしょう。
「稼ぐ」という行為は、その力を養う最良の練習になります
ここでようやく、本題に戻ります。なぜ「お金を稼ぐ」という経験が、これからの時代の学びとしてこれほど価値があるのでしょうか。
それは、お金を稼ぐという行為そのものが、「行動する力」と「学ぶ力」をフルに使うトレーニングになるからです。
- 相手が何を求めているのかを観察する
- 価値を生み出す方法を試す
- うまくいかなければ修正する
- 結果としてお金という社会からの評価を受け取る
これは、ビジネスでも研究でも、あらゆる現場で必要とされる「思考と行動のサイクル」そのものです。教科書を読むだけでは、なかなか身につかない、生きた学力が手に入ります。
高校生がお金を稼ぐ方法【完全網羅版】——3つのカテゴリで整理します
ここからは、具体的な選択肢を見ていきましょう。高校生が現実的に選べる「お金を稼ぐ方法」を、3つのカテゴリに整理しました。自分のタイプに合いそうなものから、検討してみてください。
① 王道:アルバイト(時間と引き換えにお金を得る)
もっともスタンダードな選択肢が、アルバイトです。タウンワークの調査によれば、高校生に人気のアルバイトは飲食店、コンビニ、スーパー、販売スタッフが上位を占めています。
ただし、18歳未満の高校生のアルバイトには、労働基準法で明確なルールが定められています。自分の身を守るためにも、知っておくべき内容です。
- 22時から翌朝5時までの深夜労働は原則禁止(労働基準法第61条)
- 1日8時間以内、週40時間以内の労働時間制限
- 危険有害業務には就くことができません
- 雇用主には、年齢証明書類の備え付けが義務
「22時を超えて働かせようとする」「テスト前にも休ませてくれない」といった職場は、労働基準法に違反している可能性があります。少しでも違和感を覚えたら、応募を見送るか、保護者や信頼できる大人に相談してください。
向いている人:「決まった時間に確実に収入を得たい」「接客や対人スキルを磨きたい」「社会人としての基礎を身につけたい」と考える高校生に適しています。
② スキル系:作品やサービスで稼ぐ(時間に縛られない働き方)
「部活で忙しくてバイトに入る余裕がない」「もう少し自分のペースで稼ぎたい」-そんな高校生のあいだで広がっているのが、スキルや作品で対価を得るという方法です。
代表的なものを挙げてみます。
- 動画編集・サムネイル制作:クラウドソーシングで案件を受注
- イラスト・LINEスタンプ販売:自作のスタンプやイラストを販売
- フリマアプリでの不用品販売:メルカリ、ラクマなど
- ライティング・記事執筆:得意分野での副業
- 写真・素材販売:自分で撮影した素材を販売
- プログラミング・Web制作:簡単な案件から少しずつ挑戦
これらは「労働時間」ではなく「成果物」に対してお金が支払われる仕組みのため、労働基準法の労働時間規制の対象外となります。ただし、未成年が契約を結ぶ際には、原則として親権者の同意が必要です。また、SNS経由の詐欺案件や、「教材を先払いで購入させる」といったトラブルもあるため、慎重に判断する必要があります。
迷ったときは、必ず保護者に相談してください。また、「楽して稼げる」と書かれている案件は、ほとんどの場合、内容を疑ってかかったほうが安全です。
向いている人:「PCやスマートフォンでの作業が好き」「クリエイティブ系・IT系の仕事に興味がある」「自分の作品で評価を受けたい」というタイプに向いています。一度身につけたスキルは、大学進学後や社会に出てからも、長く役立つはずです。
③ チャレンジ系:起業・ビジネスを立ち上げる
「自分でゼロから何かを生み出してみたい」——そう考える高校生には、在学中から事業を立ち上げるという選択肢もあります。「未成年でも起業できるの?」と疑問に思うかもしれませんが、結論からいえば、法律上は可能です。
民法上、親権者の同意があれば、未成年でも個人事業主や法人経営者になることができます。
ジャンルは多岐にわたります。
- オンラインショップ運営
- YouTube・SNSコンテンツの運営
- アプリ・Webサービス開発
- イベント企画・コミュニティ運営
- 地域課題を解決するビジネス
いきなり会社を設立する必要はありません。まずは個人事業主としてスモールスタートするのが現実的でしょう。実は文部科学省も、小中高生へのアントレプレナーシップ(起業家精神)教育の拡大を国家戦略として進めています。
引用:文部科学省「アントレプレナーシップ教育の現状について」(PDF)
「高校生が事業を持つ」という選択は、もはや特別なことではなくなりつつあります。やる気と適切な環境があれば、誰にでも挑戦できる時代になってきました。
向いている人:「自分で考えて動くのが好き」「やりたいことを探したい、形にしたい」「将来は経営や事業に関わりたい」というタイプに向いています。
💡 【本気で「稼ぐ力」を身につけたい高校生へ】 もし、③の起業・チャレンジ系の話に少しでも興味を持ったなら、ぜひ知っておいてほしい学校があります。
ホリエモン主宰のゼロ高等学院は、「稼ぐ力は、最新の学力」を掲げる通信制高校のサポート校です。在学中に事業を立ち上げる生徒や、上場企業でインターンする生徒、海外に挑戦する生徒が、ごく自然に存在する学校です。
稼ぐ力を身につけたいなら、ゼロ高へ——「行動から学ぶ」3年間の中身
ここからは、本気で「稼ぐ力」を高校時代に身につけたいと考える方に向けて、ひとつの具体的な選択肢をご紹介します。
「稼ぐ力は、最新の学力」——ゼロ高等学院の教育観
実業家・堀江貴文氏が主宰するゼロ高等学院は、「座学を目的とせず、行動を目的とする」という教育方針を掲げる通信制高校のサポート校です。ゼロ高等学院 公式サイト
ここでいう「稼ぐ力」は、単純に「お金儲けの方法」を指しているわけではありません。AI時代に通用する思考力、行動力、社会との関わり方、価値を生み出す力 -それらすべてをまとめて「稼ぐ力」と表現しているのです。
つまりゼロ高は、「お金儲けを教える学校」ではなく、「これからの時代を生き抜く力を、〝稼ぐ〟という具体的な行動を通じて身につけていく学校」だと位置づけられます。
一般的な高校では経験しにくい、3つの体験
ゼロ高がほかの高校と大きく異なるのは、社会と直接つながる仕組みがカリキュラムに組み込まれている点です。
- 上場企業を含む、様々な現場でのインターンシップ:教科書ではなく、実際の仕事から学べる環境
- 堀江貴文氏をはじめとする一流のプロからの直接指導
- 株式会社サイバーエージェントなど、大手企業とのコラボ授業
FUNDINNO「政府期待の起業家教育のパイオニア・ゼロ高」
一般的な高校で「将来の夢を考えてみよう」と言われても、なかなか具体的にイメージしづらいものです。けれども、社会の現場に身を置き、本物のプロと一緒に動いてみると、見える景色は大きく変わってきます。
在学中に事業を立ち上げる生徒も、珍しくありません
ゼロ高には、在学中に実際に事業を立ち上げ、収益を出している生徒が複数います。たとえば、空き家管理事業を起業し、その後オーストラリアの大学に進学しながら株式会社を設立した卒業生・坂本大地さんのケースは、その代表例といえるでしょう。ゼロ高 卒業生インタビュー(坂本大地さん)
大切なのは、こうした生徒が「特別な才能を持った一部の人」ではないという点です。ごく普通の高校生が、適切な環境とサポートを得ることで、ここまでたどり着いている –そう捉えてみてください。逆にいえば、環境さえ整えば、誰にでも可能性は開かれているということでもあります。
高校生のときに「お金を稼ぐ」よりも、もっと大事なこと。それは「経験」です
ここまでお読みいただいた方に、いちばん大切なことをお伝えしたいと思います。
高校3年間で稼げる金額は、それほど大きくはありません
冷静に考えてみると、高校3年間ずっとアルバイトを続けても、稼げる金額はせいぜい数十万円から100万円程度です。これは、社会人になって数ヶ月から半年も働けば、十分に取り戻せる金額です。
つまり、「目先のお金」を最優先に追いかけることは、長い人生で見ると最重要事項ではない -これが、教育現場で多くの卒業生を見てきた率直な実感です。
本当に貴重なのは、社会と関わって得る「経験」
その代わりに、高校時代にしか手に入らない、もっと価値あるものがあります。それが「経験」です。
- 大人と一緒にプロジェクトを動かした経験
- 誰かに価値を届けて、対価を受け取った経験
- 失敗して、なぜうまくいかなかったかを言葉にした経験
- 自分の興味を、具体的な形にしてみた経験
- 異なる立場の人たちと協力して何かを成し遂げた経験
これらは、社会人になってからではなかなか手に入りにくい、生々しい原体験です。そして、こうした経験こそが、後の大学入試(特に総合型選抜)でも、就職活動でも、人生のさまざまな場面で、自分の最大の武器になっていきます。
「いくら稼いだか」より「何を学んだか」を、振り返ってみる
もし今日から何かしらの「稼ぐ行動」を始めるなら、ひとつだけ意識してみてほしいことがあります。それは、毎回「自分は何を学んだのか」を言葉にしてみるということです。
- 相手はどんなことに困っているのだろう?
- うまくいかなかったとき、どこを変えたら次は違う結果になりそうか?
- この経験を、次にどんな場面で活かせそうか?
こうした問いを自分自身に向け続けるだけで、「稼ぐ経験」は、ただのお小遣い稼ぎではなく、人生のさまざまな場面で使える資産へと変わっていきます。お金は使えばなくなりますが、経験と思考の質は、誰にも奪われることはありません。
まとめ|「稼ぐ力」は、これからの時代の最新の学力です
高校3年間は、人生のなかでも自由に動きやすく、実験しやすい時期です。この時間を、教科書だけで使い切るのか、それとも社会と接続しながら過ごすのか 。選ぶのは、自分自身です。
「稼ぐ力」を学ぶことは、ただ収入を増やすことではありません。激動の時代を、自分の足で立って歩いていくための、最新の学力を身につけていくことだといえるでしょう。その一歩は、いつでも、今日からでも踏み出すことができます。
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