NEWS
Z世代起業家とは?その魅力と可能性を徹底解説
Z世代起業家とは?その魅力と可能性を徹底解説
近年、「Z世代 」というキーワードが注目を集めています。本記事では、Z世代の特徴や起業に向いている理由について解説します。Z世代特有の価値観とスキルがどのようにビジネスの成功につながるのか、一緒に見ていきましょう。
Z世代とは
Z世代の定義
Z世代とは、1990年代後半から2010年代前半に生まれた世代を指します。この世代は、インターネットやスマートフォンが普及した時代に育ち、デジタルネイティブとしての特性を持っています。彼らは幼少期からSNSやオンラインサービスに触れてきたため、デジタルツールに対する適応能力が高く、新しい技術に対して柔軟な姿勢を持っています。
Z世代の特徴
- デジタルリテラシーの高さ: SNSやオンラインツールを駆使し、新しい価値を創出する力がある。
- 多様性の尊重: 異なる文化や価値観を受け入れる柔軟性がある。
- 環境問題への意識: サステナビリティや社会課題に対する高い関心を持つ。
- 自己表現の重視: 自分自身を表現することを大切にし、それがビジネスにも活かされる。
社会的背景
Z世代が成長した時代は、急速なテクノロジーの進化とともにあります。社会的にも多様な価値観が受け入れられるようになり、自己実現や環境問題への関心がビジネスのテーマにも反映されています。また、リモートワークや副業の浸透により、仕事のスタイルが柔軟になったこともZ世代が起業に向いている要因の一つです。
Z世代が起業に向いている理由
1. 技術の活用能力
Z世代は、デジタルツールを活用する能力に優れています。例えば、SNSを使ったマーケティングやECプラットフォームでの販売が得意です。これにより、低コストで市場に参入することが可能です。特に、InstagramやTikTokを活用したプロモーションは、企業にも採用されるほど効果的です。
2. 新しい価値観への対応力
Z世代は、これまでの常識にとらわれない柔軟な発想を持っています。従来の店舗販売に依存せず、オンラインでの直接販売やサブスクリプションモデルを導入するなど、新しい市場を開拓する力があります。この柔軟性は、急速に変化するビジネス環境において大きな武器となります。
3. 情報収集能力
インターネットを駆使してトレンドや市場動向を瞬時に把握し、それをビジネスに反映できる力があります。GoogleトレンドやSNSのハッシュタグを活用して顧客ニーズを分析するスキルも強みです。情報を効率的に収集し、それを活かすことで競争優位を築くことができます。
4. グローバルな視点
Z世代は、国際的な視点を持つことが特徴です。インターネットを通じて海外のトレンドや文化に触れる機会が多く、グローバル市場でのビジネス展開も視野に入れています。海外向けの商品販売や、国際的な課題に取り組むスタートアップの設立も可能です。
インフルエンサーやフリーランスも立派な起業の一つ
インフルエンサーとしての起業
SNSフォロワーを活用し、自身のブランドや商品を展開するビジネスモデルです。インフルエンサーは広告収入や自身のプロダクト販売で大きな利益を生むことが可能です。美容系インフルエンサーが化粧品ブランドを立ち上げたり、ライフスタイル系インフルエンサーがオンラインコミュニティを運営する例があります。17LIVE(イチナナ)やPococha(ポコチャ)といったライブ配信などは、多くのZ世代が活躍しています。
フリーランスとしての活動
デザイナー、ライター、プログラマーなど、多様な職種でフリーランスとして活動することもZ世代の選択肢の一つです。オンラインプラットフォームを活用して仕事を受注することで、自由度の高い働き方が可能です。クラウドソーシングを通じて、世界中のクライアントとつながることができます。
起業アイデアを探している方は、こちら
起業をしたいなら、高校生でも早めに行動したほうが良い
起業を考えているのであれば事前の情報収集も重要ですが、まずは「行動」してみることです。中学生・高校生のうちから考えているのであれば、早くから行動に移すことで高校生ならではのメリットをたくさん得ることができます。実際にゼロ高で起業して成功している事例も含めてご紹介します。
高校生が起業するメリット
- 学びながら実践できる
高校生であっても、「学業」と「起業」を両立することができます。自由な時間をつかい、理論と実践を同時に進めることで効率的な成長が期待できます。 - 挑戦しやすい環境
高校生は、家庭や学校というバックアップがあるため、大きなリスクを負わずに新しいことに挑戦できるのが大きなメリットです。たとえ初めてのビジネスが失敗しても、そこで得られる「経験」が将来の成功に繋がっていきます。 - 早期の市場経験
若いうちから市場の動向を観察し、実際に参加することでビジネスの感覚を養えます。例えば、小規模なオンラインショップを開設してみたり、SNSでマーケティングを試みたりすることで、リアルな顧客の反応を知ることができます。 - 同年代のネットワーク
高校生の間に築いた人間関係や友人とのネットワークは、将来的なビジネスパートナーや協力者になる可能性があります。同世代だからこそ理解できる視点や感性を共有しながら、協力して新しいアイデアを実現することが可能です。 - トレンドへの敏感さ
高校生は流行やトレンドに敏感な世代です。この感覚をビジネスに活かすことが、他の世代では生み出せないユニークな愛でや商品、サービスの提供に繋がります。
高校生起業家、z世代の成功事例
- ゼロ高 2期生(2023年度卒業)河原 晴馬さん(19歳)
伊豆大島で猟師をしている。ゼロ高在学中にホリエモンにプレゼンし、考えるよりも今すぐ「行動」することの大切さについてアドバイスを受ける。それまで自分には何もないと思っていたが、とにかく行動することならできると様ざまなプロジェクトに挑戦。
伊豆大島に移り住み、外来生物キョンの問題に直面し、害獣の駆除と食肉資源としての再利用でジビエ事業に挑戦。クラウドファンディングで支援を募り、目標金額を大きく上回る200万円(達成率400%)の資金を調達する。
▶︎ 日本初のキョン専門ジビエ屋を開き、美味しいキョン料理を振る舞いたい!
CAMPFIRE(クラウドファンディング)河原晴馬
▶︎ ホリエモンにプレゼン(河原晴馬)
ハードルは、自分が心に作っているだけ!ホリエモン流・事業の作り方 - ゼロ高4期生(3年生)西川悠平(18歳)
2024年7月「株式会社SYUUSAI」を設立する。
中学3年生の時にプログラミングで事業を開始し、個人事業主として開業。ゼロ高2年時にホリエモンに「在学中に年商1000万を達成したい」というビジネスプレゼンを行う。それからチームを少しずつ拡大し、現在70社のクライアントを抱えるまでに成長。
▶︎ 西川悠平さんインタビュー
年商5,000万円を目指す! ホリエモンにプレゼンした17歳の学生起業家が法人設立
記事のまとめ
Z世代は、デジタル技術を駆使し、柔軟な発想で新しいビジネスを生み出す力を持っています。インフルエンサーやフリーランスといった選択肢も含め、起業は決して特別なものではなく、身近なチャレンジとして捉えることができます。高校生のうちから行動を起こすことで、将来の成功への土台を築くことが可能です。ゼロ高は、Z世代の起業家を支援し、未来を切り開く力を提供します。今日から一歩を踏み出してみましょう!
COLUMN
起業して海外留学。やりたいことがないから、やりたいことが多すぎるに─【卒業生 水島すみかさん】
在学中に起業、留学し海外に進出するまで
今回のゲストは、在学中に起業し、海外に活動の場を広げるゼロ高3期生の水島すみかさんです。
水島さんは、最初から明確な目標があったわけではなく、入学前はやりたいことがないと悩んでいました。どのようにして「やりたいことが多すぎる状態」に変貌を遂げたのか、その軌跡を聞いてみました。

ゼロ高生みたいになりたい!
—ゼロ高に入学を決めたきっかけは何でした?
堀江さんの書籍である「 将来の夢なんて、いま叶えろ。 」 を読んでゼロ高のことを知りました。

本の中で、ゼロ高の先輩たちが夢中になって何かしていたり、イベント企画や起業している姿が、イメージしていた高校生像とは全く正反対で、「本当に高校生!?」と衝撃を受けました。それから、先輩たちのように、『自分で理想の高校生活をつくりたい』と思うようになり、ゼロ高への入学を決意しました。
—高校生活を、作る。いいですね。とはいえ、入学前に不安はありませんでしたか?
実際は、不安だらけでした(笑)。
やりたいことがないのに、ゼロ高に入学しても大丈夫なのかなと――。
でも、意外にも「やりたいこと」が見つかっていない同級生がたくさんいて、入学早々その不安は吹き飛びました!
先輩のアドバイスで、固定概念が打ち砕かれた

—ゼロ高に入学して、どのような変化がありましたか?
入学後HIU(堀江貴文イノベーション大学校)でイベントの企画をする機会があり、先輩たちに色んなことを相談していました。ゼロ高生はHIUを無料で利用できるので、とにかく色んな企画やプロジェクトに参加してみました。
当時の私は「やりたいことを早く決めないといけない」と焦っていたのですが
先輩の一人に「そんなに重く考えなくてもいいんじゃない? 」「ちょっとでも興味がわいたら、まずやってみたらいい」「やってみたらものすごくハマるかもしれないし、逆に意外と合わないと感じるかもしれないよ」
とアドバイスをもらったんです。
そのとき、やりたいことを見つけないといけないといった固定概念に自分が縛られていたことに気づき、その日からは「面白そうだ」と思ったものにどんどん手を挙げて「行動」するようになりました。
現場での学びは経験値の「濃さ」が違う

—具体的には、どんな活動をしてみましたか?
1年生の時は予算500万円規模の堀江さんも参加する「HIU合宿」に実行委員として参加しました。
大人の人たちやゼロ高生たちと一緒にチームで進めていく中で、イベント企画や運営の大変さや、相手を尊重しながら話し合いを重ねて最適解を見つけていくコミュニケーションの大切さを学びました。
仕事で求められるスキルを総合的に学ぶことができたので、その経験が個人事業主として仕事をしている今も本当に役立っています。
農家のPR活動が「自信」に

—挑戦する中で「自信になった」「やり遂げた」活動はありますか?
地元の果樹園農家でアルバイトをしたのがきっかけで、農家のPR活動を手伝ったことです。
園主は20代と若くて新しいことにチャレンジされている方でしたが、農業の実情は高齢化が進み、後継ぎの不在が深刻な問題になっていることを聞きました。
農業の魅力を現場で実感していたので、「工夫次第では、若い人に好きになってもらえるのではないか?」「農業を仕事にする選択肢を持ってもらえるのではないか?」と思いました。
ゼロ高では時間を自由につかえるので、デザインやSNS発信を学んでいました。その経験を生かしてInstagram投稿やPOPやパンフレット制作といった外部への農業の魅力発信を工夫しました。ほかにも子ども向け農業体験イベントの企画などもやりました。
—やってみて、実際どうでした?
正直、最初は集客に苦戦しました。
でも、顧客になりそうな人が集まるイベントや幼稚園でチラシ配布をしたりとにかく動いて、SNS告知の強化や割引クーポンの導入など、色々工夫をして口コミ客やリピーターの獲得をできるようになりました。募集開始からすぐに満席になったり、幼稚園から団体申し込みが来たり、提携先を広げるなど少しずつ結果が出るようになりました。
何より嬉しかったのが、農業体験イベントに来てくれた子どもが、「将来、農家さんになりたい!」と言ってくれたことです。イベントを立ち上げてよかったと感激しました。
自分の活動が農業の未来にも売上にも貢献できた実感が、本当にやりがいのある活動だと感じました。
失敗を恐れず、世界へ飛び出す

—色んなことに挑戦したゼロ高の3年間、水島さん自身はどのように変わったと感じていますか?
一番の変化は、「失敗が怖くなくなった」ことです。
以前の私は、失敗を恐れるタイプでした。
1年生のときにHIUで堀江さんにプレゼンする機会があったのですが、緊張してうまくできず「失敗した」と落ち込みました。
でも周りの人は「次はこうするともっといいよ」「ナイストライだったね」「あとは場数だけ」と声をかけてくれたんです。
このときに、
「挑戦の過程での失敗は、失敗ではなく次につながる1回なんだ」「失敗しても、得られるものが必ずあるんだ」
と気づきました。
ゼロ高生活で「失敗を恐れずどんどん行動できる自分」になったと思います。
—行動で成長を掴んだんですね。今はどのようなお活動をしているのでしょうか?
現在はグラフィックデザイナーとしてロゴやポスターなどの制作と、SNS運用、イベント企画を「個人事業主」として請け負っています。
ゼロ高を卒業してすぐに、オーストラリアのメルボルンという街に行き、それからフィリピンのセブ島に短期留学をして英語の発音を徹底してトレーニングしました。
10月にはマレーシアを予定しており、オーストラリアでのワーキングホリデーも予定しています。オーストラリアは多民族国家なので、あらゆる国の文化に触れて交友関係も広がりそうで楽しみです。
海外に出たことで、様ざまな国の人たちと出会うことができ視野も広がったと思います。将来は海外で暮らして、世界中のどこでも仕事ができるようにしたいです。
ゼロ高は「やりたいことがない人」こそおすすめ!

—ゼロ高に興味を持つ学生へメッセージをお願いします。
ゼロ高には、起業をする人や韓国アイドルを目指す人など、パワフルな同世代がたくさんいます。
「行動」して「失敗したらまた挑戦すればいい」というマインドの同世代たちと出会えたことは、私にとって大きな財産です。
やりたいことが見つかっていない人でも大丈夫!むしろ、そんな人こそゼロ高で自分だけの道を見つけてほしいです。
一歩踏み出して、「行動」してみる
ゼロ高の説明会に参加して、ゼロ高生に直接体験談を聞いてみませんか?
▼ゼロ高説明会はこちら
|オンライン説明会(Zoom)
|個別相談会
転入生、毎月受付中!
個別相談会個別の状況を踏まえて説明や相談にお応えします。
出願やスケジュールのご相談、単位の引継ぎ、学費、各種サポートなど、詳しくお答えします。
「個別相談 予約ページ」からお申し込みください。
https://b-book.run/@personal-session
